- 旅チャンネル トップ
- 海外
- ちょっと贅沢!欧州列車旅行
- ちょっと贅沢!旅コラム 一覧
- パレルモの食とクルマの話
食べてばっかりの今回の取材、パレルモの食はアラブの影響が大きいようです。 暗い色の料理で見た目にはあまり惹かれないものばかりですが、食わず嫌いはいけません、取材なので味見をしない訳にもいきません。食べてみると味は悪くありません。 |
鮮やかな写真を1枚、唐辛子ってこういう風に実るんですね。 |
今回のイチオシ土産はマグロのカラスミ「ボッタルガ」。当然買って帰って試しました。 薄くスライスすれば酒の肴に最高、日本酒でもワインでもいけます。ワインは白。62話でシチリアのワインを紹介します。ボッタルガはパウダー状のものも売っていて、これはパスタに絡めるだけで美味。サラダにも使えそうだし、おにぎりにしても良さそう。 |
そしてこれは街で見かけたフィアット500。パレルモだけでなくあちこちで走っていました。現行フィアット500の前のモデル、ルパン三世が乗っているあの車です。 |
1977年に生産が終了しているので新しいものでも35年経っているはずなのに軽快に 走る姿を見ると思わずレンズを向けたくなるし、街角に停車している姿も画になります。 小さいサイズと愛らしい顔がイタリアの風景によく合う。 狭い道を走るのもラクそう。 |
アバルトとフェラーリのシールが貼ってある。 |
こちらは新旧500の揃い踏み。 イタリアの交通事情はカオス、隙間があればどんどん車線変更して抜かしていきます。 日本の落ち着いた交通マナーに慣れている人間にはちょっと怖い。 |
でも街中じゃなく郊外、起伏の激しい内陸の荒野、この異国の風景を見ているとクルマ旅も試してみたくなります。 列車もクルマも移動を楽しませてくれるのは一緒です。 小さな村は列車でのアクセスがよくないところもあるので、そんな時はレンタカーの出番でしょう。 |
たとえば映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の撮影が行われたパラッツォ・アドリアーノはパレルモと次回紹介するアグリジェントの間に位置しますが、列車の駅が無く公共交通での移動はパレルモからバスで3時間です。 ちなみに映画でトトを演じたサルヴァトーレ・カシオさんは、パラッツォ・アドリアーノでアグリツーリズモを始めたそうです。 |
今月の放送予定はありません
Vol.15
旅の記憶
Vol.14
スペイングルメ
Vol.13
夜のそぞろ歩き
Vol.12
シチリアの美味いパスタランキング
Vol.11
列車遅れの衝撃
Vol.10
サボテンの実とワインの話
Vol.9
裏路地の美味い店
Vol.8
イゾラ・ベッラと観光船のオヤジ
Vol.7
列車の撮影
Vol.6
シチリアの猫たち
Vol.5
パレルモの食とクルマの話
Vol.4
寝台列車に揺られて
Vol.3
ローマ点描
Vol.2
出発、イタリアへ
Vol.1
ちょっと贅沢な欧州列車旅行の準備