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第119話「フランス・アルビ」
今回はフランス南西部、ミディ=ピレネー地方の街、アルビを旅します。タルン川の河畔に広がるこの街は、レンガ造りの建物が立ち並び「赤い街」とも呼ばれます。そんな街を案内してくれるスペシャリストは、乾清可さん。文化人類学者として2005年より甲南大学の非常勤講師を務め、1年の3分の1を日本で過ごす多忙な日々を送っています。
まずは、街のシンボルともいえる大聖堂を見学し、大聖堂の隣に建つトゥールーズ=ロートレック美術館を巡ります。そして緑豊かな南西フランスは、フランス国内でも美食の宝庫として知られています。アルビのあるタルン県の食材をとり揃えたお店やレストランでの食事を心ゆくまで堪能。特にアルビ名産のフォアグラは、一見の価値あり!またアルビは、パステルという植物からとれる青色染料で中世より発展を遂げてきました。そんな歴史を垣間見ることの出来る通りをのんびりと歩きます。もちろん、パステルで作られたコスメやアクセサリーを扱うお店へも立ち寄ります。また旧市街だけではなく、アルビの新名所へもご案内。赤いレンガにパステルカラーが映える素敵な街歩きをお届けします。