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第85話「スウェーデン・リンショーピン」
今回は、スウェーデン・リンショーピンが旅の舞台。
ここは「スウェーデンのブルーリボン」と呼ばれ、東と西を結ぶヨータ運河沿いの中間地点となる都市。昔はスウェーデンの宗教的中心地となったこともあり、1100年を誇る大聖堂は、今なお街のシンボルとなっています。古い街並みが大人の雰囲気をたたえる一方、大学の街として若者たちが行き交い、中心街は賑わいをみせています。今回はそんな新旧の魅力が入り交じったリンショーピンの街をのんびり歩きます。
街を案内してくれるのは、2010年から自宅兼アトリエで洋裁店を開業したオルソン恵子さん。運河からほど近い自宅のアトリエを訪ねたあと、街へと向かいます。運河沿いはここに暮らす全ての人々に愛される憩いの場、優しい陽光が照らす水辺をゆっくりと進みます。途中、恵子さん行きつけのパン屋さんで人気のパンをいただき、街の中心へ。スウェーデンのファブリックや雑貨を扱うお店を訪ね、北欧らしいデザインの雑貨や生地に見とれます。ランチは古い教会の内部を改装してつくられた地元の人たちに大人気のカフェ。スープやキッシュなど素朴な料理に気持ちまで癒やされます。
ディナーで訪れたのは、いま街で注目のレストラン。スウェーデンならではのアレンジが施された絶品の肉料理に舌鼓。19世紀の古い町並みを残した人気の観光地ガムラ地区へも足を運び、木工やクリスタルの工房を訪ねます。他にも日本でも大人気の北欧食器の掘り出し物が見つかるアンティークショップや木工細工の体験など見所満載。街もショップも食も、伝統の中に現代の味付けがアレンジされ、心休まる優しい街歩きを楽しみます。