第121話「フランス・コルマール」
今回は、フランス東部のアルザス地方にあるコルマールを旅します。コルマールは、16世紀から17世紀の木組みの家々が立ち並ぶメルヘンな街。旧市街の通りを歩けば、小さな運河沿いにかわいらしい風景が広がります。パステルカラーのカラフルな家々と美しい運河が織りなす光景は、まさにコルマールのハイライト。そしてアルザス地方は、有数のチーズ産地としても知られます。チーズ専門店へと足を運び試食。さらに、レストランではジビエやこの地方独特のパスタなど、郷土料理を味わいます。リネンの産地として知られるアルザス。リネンを使ったキッチン雑貨のお店へも立ち寄ると、おみやげに喜ばれそうなものが店内にズラリと並びます。
かつては神聖ローマ帝国に属し、ある時はドイツ領、またある時はフランス領とふたつの国を行ったり来たりしたアルザス地方。そんな歴史を持つこの地は、他のフランスとはひと味違った雰囲気が感じられます。近年は、日本人も多く観光に訪れると言われるメルヘンな街コルマール。見所満載の旅です。