居酒屋の達人・太田和彦が青森県弘前市を旅します。弘前市は、りんごの生産高が全国の市町村で第1位の"城と桜とりんごの街"。また、明治時代に果敢に西洋文化を取り入れており、貴重な建築物の宝庫でもあります。
まずは、弘前市郊外のりんご農家・タムラファームを訪問。アップルワイン「シードル」作りを見学します。続いて、弘前の中心地、土手町へ。こちらでは、レトロモダンな建物に出会うことができます。創業90年、その昔、旧制弘前高校時代に太宰治も通っていた『土手の珈琲屋 万茶ン(まんちゃん)』でかつての雰囲気に浸ったら、さぁ、お目当ての居酒屋へ......。
まずは昨年オープンしたばかりのニューウェーブな店、『Hirosaki Rice Wine(ヒロサキ ライス ワイン)』へ。女性オーナーは日本酒の利き酒師であり、太田さんも利き酒セットを「イカ塩辛のピザ」とともに愉しみます。続いて、創業35年、津軽の郷土料理が楽しめる居酒屋 『土紋(どもん)』へ。帆立貝の殻に、だし汁と味噌、ネギ、帆立などを入れて卵をといた郷土料理・貝焼き味噌で、地酒を堪能します。