居酒屋の達人・太田和彦が東京都北区にある十条を歩きます。 十条は直径約2kmの範囲内に上十条、東十条、中十条などで構成され、震災や戦災の被害が少なかったことから多くの人が移住。狭い路地や入り組んだ道がそのまま残り多くの商店街とともに賑やかな街です。 その中心にあるのが十条銀座商店街。歴史は古く昭和13年には商店会の組合が組織され現在では長さ530mほどの通りに生鮮食品や衣料品を中心に約180軒の店が並んでいます。 太田さん多くの商店街を散策し1日に1万個売れることもあるという大人気のお惣菜から昔ながらの量り売りの味噌、さらには絶品の佃煮を堪能！ そして、夕暮れ。一軒目の居酒屋は昭和3年創業の大衆酒場「斎藤酒場」。建物は戦後に改装されそのままの姿をとどめています。 次にお邪魔したのはレトロな大衆割烹「田や」。秋田の郷土料理から名物料理、そしてお刺身までと手抜かりありません。生け締めの魚にこだわった刺身で酒がすすみます。 三軒目は焼き鳥の名店「鶏笑本店」。こちらは炭火にこだわり、部位ごとに焼く時間を調整するというこだわりようです さらにここで、大好物の鶏を使ったなめろうにも出会えました。そのこだわりは？今回は、十条の魅力をじっくりとお伝えします。